1.悠久 – 昼の月 –
P150号(162.1×227.3㎝)2008年
画面を通して文明批評をする私の絵画に、歴史的モニュメントは欠かせません。この絵ではエジプトのスフィンクスを使いましたが、見ただけでそれと気付く人は約3分の1程度です。少し分かりにくい角度から描いていることと、大きさを変えていることが、その理由でしょう。抜けるような青空と陽光に輝くスフィンクスの色の強い対比、画面右奥から手前に出てきて、また奥上部へと移動する羊たちの動き、この二つがこの絵の生命です。
P150号(162.1×227.3㎝)2008年
画面を通して文明批評をする私の絵画に、歴史的モニュメントは欠かせません。この絵ではエジプトのスフィンクスを使いましたが、見ただけでそれと気付く人は約3分の1程度です。少し分かりにくい角度から描いていることと、大きさを変えていることが、その理由でしょう。抜けるような青空と陽光に輝くスフィンクスの色の強い対比、画面右奥から手前に出てきて、また奥上部へと移動する羊たちの動き、この二つがこの絵の生命です。