こんにちは。管理人の ふぅ です♪
「美術の散歩道・第72回」をお届けします(^^)
今日から4月。
桜もそろそろ見頃を迎えている頃でしょうか。
やっと寒さから解き放たれたので、
しばらくはうららかな過ごしやすい陽気が続いてほしいですね(^^)
それでは美術の散歩道へご案内します。
今月の美術の散歩道には、
江戸の浮世絵から現代の版画作品と、
細密に描かれた虫たちの絵が登場します。

・歌川広重
・川瀬巴水
・斎藤清
・熊田千佳慕
まずは3名の版画作品を見ていくと
風景を描いているところは共通していますが
それぞれ表現が全く違うことに驚かされます。
私は今回初めて斎藤清の版画に出会いましたが
雪をこんなにあたたかみのある表現で描けることに驚きました。
斎藤さんにとって雪は、身近で馴染みのある友達のような存在なのかも知れません。
寒いのが大の苦手なので、なんだかとてもうらやましいです。
そして、最後に登場する
細密に虫たちを描いた熊田千佳慕の作品の見所はなんといっても
画面いっぱいに大きく伸び伸びと描かれた虫たちの姿!
熊田さんの虫たちを見ていると
愛おしさが湧き上がってきます。
私が虫全般好きなのでそう感じるところもあるのかも知れませんが
熊田さんの作品に出会ってさらに小さな命たちへのリスペクトが高まっていきます。
作家たちが年月を重ねてたどり着いた、自分だけのパラダイスで発見した素敵なものを
作品を通して私たちも見れるのはとてもありがたいなぁと感じました。
みなさんはどの作品から発見があったでしょうか?!
ぜひ、作家たちの見つけた素敵なものたちを発見してみてくださいね(^^)
それではさっそく、今月の美術の散歩道へどうぞ♪
美術の散歩道 第72回「『マイ・コレクション/ 絵ハガキ その4〜日本の作家編 ②〜』