こんにちは。管理人の ふぅ です♪
「美術の散歩道・第27回」をお届けします(^^)
気づけば2021年の半分が終わり、今日から後半が始まりました。
あっという間だったような気がするのは、私だけでしょうか。
今月の予定では、もうすぐ東京オリンピックです。
それに伴って、海の日や、スポーツの日、山の日などが変更になるそうで、
急にできた4連休や3連休、さて何しましょう?
今月は、アメリカの児童文学作家、C. V. オールズバーグの世界にスポットを当てた散歩道です。
『絵本は小さな美術館』シリーズの1回目でも紹介した『西風号の遭難』をはじめ、
『ジュマンジ』『ベンの見た夢』『THE Z WAS ZAPPED』『ゆめのおはなし』『急行「北極号」』など、選りすぐりの6冊のオールズバーグの絵本が登場します。
今回の美術の散歩道では、ぜひ体験してほしい楽しい提案が解説の最後に登場します。
題して、メディアミックスで広がる物語の世界(^^)
「ポーラー・エクスプレス」という映画をご存知でしょうか。
オールズバーグのあの絵本から生まれたCGアニメーション作品で、
泉谷画伯はこの映画を見ることで、逆に絵本の魅力に気づいたそうです。
私も早速、「ポーラー・エクスプレス」を見てみましたが、
最初から最後まで目が離せない、子どもから大人まで楽しめるとても面白い作品でした。
さすがハリウッドだなぁと感嘆し通しでした。
更に映画の鑑賞後、まるで体験してきたかのようなリアルな感覚が残っているのは、絵本だけでは得られない映像化のマジックもあるのかなと思いました。
その後、紹介されている絵本のシーンを見てみると、これはあのシーンだ!とわかるようになります。
絵本はまだじっくりと読んだことはないので、次は絵本を読んでみよう、と更に興味が湧いてきました。
映画を見て原作の小説を読んだことはありましたが、
絵本の導入としての映画は、私の中では新しい試みでちょっとワウワクしています。
映画化された作品と原作との違いも確かに気になりますが、
それを超えて、一つの物語を様々な表現方法を通して、別の視点や解釈なども合わせて
何度もいろいろな角度から楽しめる機会に恵まれていることはとても幸せなことだとも思います。
一つの作品が、小説、漫画、映画、テレビドラマ、など様々な表現として何度も登場することをメディアミックスと言いますが、もっともっといろいろな作品を、様々なメディアで味わってみたくなりました。
最近では人気マンガ『鬼滅の刃』がアニメ、映画でも話題を集めていましたが、様々なジャンルで当たり前に広まっていったら嬉しいです。
今回解説の中で、絵本が映画になり、絵本には描かれなかった映画のワンシーンと泉谷画伯の絵画が不思議なつながりを持ったことで、絵本が画伯にとって特別なものへとなっていくプロセスが描かれていますが、
こんな出会いを目撃してしまったら、一つの作品をいろいろなメディアで見てみたくなってしまいました。
オールズバーグの作品では『ジュマンジ』も映画化されています。
次の連休には『ジュマンジ』を絵本と映画で味わってみようかな、と思っています(^^)!
ちなみに、Amazaon Prime video でも「ポーラー・エクスプレス」配信中。
それではさっそく
へ、どうぞ〜(^^)/