こんにちは。管理人の ふぅ です♪
「美術の散歩道・第29回」をお届けします(^^)
今日から9月ですね。
お天気も日差しが雲に隠れて涼しく感じられ、ところによっては雨模様とか。
そういえば夜には秋の虫が鳴いていたり、
秋の気配は確実にやってきているようです。
さて、美術の散歩道で今月紹介するのは、
泉谷画伯が “絵本の申し子” と、惜しみない賞賛を贈る作家、
デイヴィッド・ウィーズナーの絵本の世界です。
“絵本の申し子” の絵本作品をたくさん鑑賞できます。
出てくる絵は一度見ると記憶にしっかり刻まれるようなインパクトの強さがあり、
そしてもちろん大変魅力的なので、
先月取り上げた、文字無し絵本ではありませんが、文字がなくても十分に楽しめました。
もちろん、ストーリーもとても気になるものばかりで、
全部の作品を、最初から最後まで読んでみたいです!
紹介されている絵本の部分を鑑賞しながら感じたことは、
彼の作品の面白さは、
日常という身近な場所を舞台にしながらも、
独特な視点の工夫や、
非日常が大胆に描かれるシュールな場面設定や、
時には積極的な作者自身の登場など、
ウィーズナーによる、綿密に計画された様々な仕掛けによって
絵(本)の世界へとあっという間に引き込まれてしまうところ
なのだなぁ、でした。
鑑賞者を楽しませ、やがて夢中にさせる、
隅々まで驚きや謎やユーモアが散りばめられた絵本の頁に
どきっとさせられたり、ニヤリ、としたり、
思わず笑ってしまったり。
イタズラ心や、好奇心、子どもの頃の大切な記憶など、
大人の内側に眠っていた、心を元気にする秘密のスイッチを
連打された気分です。爽快です(^^)笑
何度も繰り返し手に取りたい、
じっくりと味わいたくなる絵本。
小さいみなさんはもちろん、
大きくなった人たちこそ、読んで楽しめる絵本ですね!
解説の中に、オールズバーグと両輪という表現がありましたが、
なるほど、と思いました。
ウィーズナーには、文字無し絵本もあるそうなので、
そちらも今からとても楽しみです。
解説の中に、泉谷画伯からの謎かけのヒントもありますので、
そちらもぜひ、チャレンジしながら鑑賞すると
楽しさ倍増は間違い無し!?(^^)b。
それではさっそく
美術の散歩道 第29回「“絵本の申し子”ウィーズナーの世界」
へ、どうぞ〜(^^)/