こんにちは。管理人の ふぅ です♪
「美術の散歩道・第32回」をお届けします(^^)
今月の美術の散歩道で取り上げるのは、
イタリアの絵本作家、ロベルト・インノチェンティです。
『ローズ・ブランチュ』
『ピノキオの冒険』
『エリカ 奇跡のいのち』
『ラストリゾート』
『百年の家』
これら、5冊の絵本を紹介します。
この作家の作品を通して印象に残っているのは、
重厚感のある画面と、戦争や死を扱った、暗く重たいシーンなどです。
もし、絵本のみを手に取っていたならば、
読まずに本棚へ戻していたかもしれません。
しかし、一枚一枚の絵を、解説とともに丁寧に鑑賞できたことで、
絵本から様々なものを受け取ることができました。
作家の表現を通して、場面のイメージが膨らんだり、
少し立ち止まって、心で感じていることをよく見つめてみたり。
扱っているテーマは重くても、ドラマチックなシーンに純粋に感動したり。
作家の想像力、絵の力などを借りて、
物語の世界を、より深く、味わうことができました。
もちろん、写実表現が素晴らしいインノチェンティの絵本。
そちらは泉谷画伯の解説で、ルーツや技法、見どころなど
選りすぐりのシーンとともに紹介されていますので、
ぜひお楽しみに(^^)
美術の散歩道 第32回「重厚な写実表現 インノチェンティの世界」
へ、どうぞ〜(^^)/